道具がないほうが強い場面がある
道具なしゲームは「準備できなかったときの代替案」だと思われがちですが、実際には道具ありより有利な場面があります。
座敷でテーブルが料理で埋まっている席、立食パーティー、移動中の電車。こうした場所ではカードもサイコロも広げられません。手ぶらで成立するゲームだけが機能します。
また、道具があると「配る・回収する」という手間が発生します。20人の席でトランプを配れば、それだけで数分。道具がないゲームは、思い立った瞬間に始められるのが最大の強みです。
言葉だけで遊ぶ4つの型
道具なしゲームは無限にあるように見えて、実は型が限られています。この4つを覚えておくと、その場で自作できます。
一つめは「列挙」。あるお題に当てはまるものを順番に挙げていく型(古今東西)。二つめは「連鎖」。前の人の答えを受けて続ける型(しりとり)。三つめは「記憶」。増えていく情報を全部覚える型。四つめは「一致・不一致」。せーので出して揃うかを見る型です。
お題を差し替えれば、同じ型が何度でも使えます。会社の飲み会なら部署名、旅行先なら地名。その場に合わせたお題にするだけで、既製のゲームより盛り上がります。
ネタ切れしたときの作り方
道具なしで遊んでいると、必ずネタ切れの瞬間が来ます。そのときは、新しいゲームを思い出そうとするのではなく、いまその場にあるものをお題にしてください。
テーブルの上の料理、店の内装、参加者の持ち物。「このテーブルにある食材だけで列挙」「店内にある赤いものを挙げる」。その場限りのお題は、既製のゲームより確実にウケます。
ゲームを覚えるのではなく、型を覚えてお題を差し替える。この発想に切り替えると、手ぶらでもネタが尽きなくなります。











