ルール説明が長いと、なぜ場が冷めるのか
飲み会でゲームが失敗する原因の大半は、ゲーム自体ではなく説明のフェーズにあります。説明が1分を超えると、聞いていない人が出てきます。お酒が入っていれば、なおさらです。
そして一度「よく分からない」と思った人は、そのゲームの間ずっと受け身になります。分からないまま参加している人が3人いれば、その場はもう盛り上がりません。
逆に言えば、ルールが単純なだけで成功率は跳ね上がります。面白さの上限が低くても、全員が理解できるゲームのほうが、複雑で一部しか楽しめないゲームより確実に良い時間になります。
説明ではなく、実演で伝える
最も速い説明は、説明しないことです。「見ててください」と言って1回やって見せる。これで大半のゲームは伝わります。
実演のコツは、あえて自分が負けてみせること。負けたときに何が起きるかまで見せると、参加者は安心します。ルールの説明と罰の説明を、1回の実演で同時に済ませられます。
それでも伝わりにくいゲームは、そもそもその場に向いていません。1回の実演で伝わらないものは、候補から外してしまって構いません。
簡単すぎて飽きるときの一手
簡単なゲームの弱点は、3回目あたりで飽きが来ることです。ここで別のゲームに移るのも正解ですが、もう一つ手があります。ルールを一つだけ足すことです。
「同じ答えは禁止」「3秒以内」「隣の人と同じ手はNG」。制約を一つ加えるだけで、同じゲームが別物になります。全員がルールを理解している状態からの追加なので、説明コストもほぼゼロです。
最初から複雑なゲームをやるのではなく、簡単なゲームを育てていく。この順番にすると、誰も置いていかずに難易度を上げられます。







