20人を超えると、別の競技になる
8人でうまくいったゲームが、20人でそのまま通用することはまずありません。人数が増えると、順番が一周する時間が跳ね上がるからです。1人30秒でも、20人なら10分。最初の人と最後の人では、まったく違う体験になります。
目安として、参加者が12人を超えたら「一人ずつ順番に」の形式は捨ててください。かわりに、全員が同時に手を動かす形式に切り替えます。ビンゴ、一斉に指をさす、チームで相談して一つの答えを出す。同時性が一体感を作ります。
どうしても順番制をやりたい場合は、テーブルごとに分割して並行で走らせるのが現実的です。
チーム分けは、事前に決めておく
当日その場でチームを分けると、それだけで10分溶けます。しかも自然に分かれると、仲のいい人同士で固まり、普段話さない人との接点は生まれません。
席次表の段階でチームを決めておくのが理想です。部署や学年をあえて混ぜる、席の並びとは違う組み合わせにする。ここを設計しておくと、ゲームそのものが人をつなぐ装置になります。
チーム数は4〜6が扱いやすい範囲です。それ以上に増やすと集計が追いつかず、少なすぎると1チームあたりの人数が多くなって発言しない人が出ます。
「聞こえない」がすべてを壊す
大人数の会場で最も多い失敗は、ルールが後方に届いていないことです。前のテーブルは笑っているのに、後ろは何が起きているか分からず会話に戻っている。この状態になると、もう立て直せません。
マイクが使えるかを、予約の段階で店に確認してください。使えない場合は、ゲームの選択肢を絞る必要があります。加えて、口頭説明だけに頼らず、実際に1回やって見せるのが最も速い。実演は言葉の10倍伝わります。
得点やお題を紙に書いて掲げる、ホワイトボードを借りる、スライドを映す。視覚情報が一つあるだけで、後方の参加率がまったく変わります。











